====== 2023年度会津大学宇宙情報科学研究センター (月惑星探査アーカイブサイエンス拠点) 共同研究公募 ======
会津大学宇宙情報科学研究センターは、宇宙科学と情報科学を融合した宇宙情報科学分野の研究を産学連携により促進させ、その成果を学術コミュニティに提供することで、この分野の研究の活性化と技術開発の進展に寄与することを目的としたセンターです。本センターは、「月惑星探査アーカイブサイエンス拠点」として、2019年度より文部科学省共同利用・共同研究拠点に認定されています。
月惑星探査アーカイブサイエンスとは、過去に実施された月惑星探査や観測的研究の結果得られ、蓄積されているデータを活用し、最新の知識・解析技術と組み合わせることで、新たな知見を得る研究の形態を指します。
本拠点の主要な事業のひとつとして、学術コミュニティの研究者と本センター所属教員との間での共同研究を公募により実施します。本格的な研究開発の前段階としての萌芽研究及び産業界との連携等も含めた本格的な研究開発を行う実用研究の2種類のカテゴリで、月惑星探査データの高付加価値化や、解析ツールの開発・整備、サービスの提供などを通じて月惑星探査アーカイブサイエンスを推進し、コミュニティに貢献できる課題を公募します。なお本プログラムの応募者は、別途公募を行う「海外招聘共同研究」ならびに「海外旅費助成」に重複して応募することも可能です。
===== 公募概要 =====
「萌芽研究」と「実用研究」の2種類のカテゴリで公募を行います。 詳細は公募要領をご覧ください。
==== 萌芽研究(配分研究費上限40万円/件) ====
萌芽研究は、月惑星探査データの高付加価値化や、解析ツールの整備を目指して、本格的な研究開発の前段階における調査検討や試作評価などを行うものです。
=== 募集テーマ ===
* 既存のツールを用いた月惑星探査データの解析
* 月惑星探査データ解析ツールの試作評価
* 新しい月惑星探査データ解析ツールに関する調査検討
* 月惑星探査データの高付加価値化に関する調査検討
* その他、月惑星探査アーカイブサイエンスに関する研究
==== 実用研究(配分研究費上限400万円/件) ====
実用研究は、月惑星探査データの高付加価値化や実用的なデータ解析ツールの開発・整備を目標に、産業界との連携等も含めた本格的な研究開発を行うものです。
=== 募集テーマ ===
* 実用的な月惑星探査データ解析ツールの研究開発
* 月惑星探査データの高付加価値化研究
* 月惑星探査データの新たな解析手法の開発および評価
* 月惑星探査データや解析ツールの公開・配布システムの整備
* その他、月惑星探査アーカイブサイエンスに関する実用的研究開発
==== 募集期間 ====
2022年12月21日(水)~2023年1月27日(金)
萌芽研究追加募集: ~2023年5月29日(月)
==== 公募要領 ====
以下から公募要領をダウンロードしていただけます。