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公募型共同研究

会津大学宇宙情報科学研究センターは、宇宙科学と情報科学を融合した宇宙情報科学分野の研究を産学連携により促進させ、その成果を学術コミュニティに提供することで、この分野の研究の活性化と技術開発の進展に寄与することを目的としたセンターです。本センターは、「月惑星探査アーカイブサイエンス拠点」として、2019年度より文部科学省共同利用・共同研究拠点に認定されています。 月惑星探査アーカイブサイエンスとは、過去に実施された月惑星探査や観測的研究の結果得られ、蓄積されているデータを活用し、最新の知識・解析技術と組み合わせることで、新たな知見を得る研究の形態を指します。 本拠点の主要な事業のひとつとして、学術コミュニティの研究者と本センター所属教員との間での共同研究を公募により実施します。本格的な研究開発の前段階としての萌芽研究及び産業界との連携等も含めた本格的な研究開発を行う実用研究の2種類のカテゴリで、月惑星探査データの高付加価値化や、解析ツールの開発・整備、サービスの提供などを通じて月惑星探査アーカイブサイエンスを推進し、コミュニティに貢献できる課題を公募します。

2021年度公募

準備中です.

2020年度公募

2020年度公募採択結果

萌芽研究

  1. 安藤 享平(郡山市ふれあい科学館)
    月惑星探査データの研究初学者および教育現場での活用に向けたデータキュレーション
  2. 笠羽 康正(東北大学)
    米欧火星探査機群観測データによる新大 気リトリーバル技術の検証(2)〜欧 ExoMars Trace Gas Orbiterおよび 日MMX への応用展開準備〜
  3. 吉村 義隆(玉川大学)
    火星での生命兆候探査のための、機械学習を用いた画像解析による、有機物と鉱物粒子の識別法開発
  4. 杉山 耕一朗(松江工業高等専門学校)
    Web 地図技術を用いた大規模惑星大気数値シミュレーションデータの可視化ツールの開発
  5. 松本 晃治(国立天文台)
    小天体重力場計算の並列処理による高速化とその応用
  6. 林 洋平(国立天文台)
    Planetary Data System (PDS) でアーカイブされた惑星探査データをウェブ上で利活用するためのデータリポジトリシス テムに関する研究

実用研究

  1. 春山 純一(宇宙科学研究所)
    SELENE(かぐや)画像データを利用しての月面クレータ自動抽出 GUI ツールの研究開発
  2. 佐々木 聰(東京工科大学)
    たんぽぽ計画用データベースの新規機能追加および研究者向け・一般向けウェブサイトの改訂

2019年度公募

2019年度公募採択結果

萌芽研究

  1. 野口 克行(奈良女子大学)
    火星探査機による大気観測データの解析環境整備
  2. 渡部 潤一(自然科学研究機構国立天文台)
    アマチュア流星観測ネットワークによって取得されたデータアーカイブ公開
  3. 笠羽 康正(東北大学大学院理学研究科)
    米欧火星探査機群観測データによる新大気リトリーバル技術の検証~欧 ExoMars Trace Gas Orbiterおよび日MMXへの応用展開準備~
  4. 杉山 耕一朗(松江工業高等専門学校)
    Web地図技術を用いた大規模惑星大気数値シミュレーションデータの可視化ツールの開発
  5. 阿部 新助(日本大学理工学部)
    探査機搭載レーザー高度計LIDARを用いた小惑星ラフネス・マップの構築
  6. 林 洋平(国立天文台)
    地図オブジェクト絞り込みが可能なウェブAPI ベースの動的ベクトルタイルの実現〜かぐや/スペクトラルプロファイラの極域データを用いたケーススタディー〜
  7. 山本 幸生(宇宙航空研究開発機構)
    SPICEを用いたPython版視野シミュレータの開発
  8. 本田 理恵(高知大学)
    はやぶさ2ONCによる小惑星リュウグウのマルチスケール画像アーカイブ構築

実用研究

  1. 林 洋平(国立天文台)
    月極域探査データの利活用を促進するための月面3D Web-GIS 開発・サービス展開
  2. 三田 肇(福岡工業大学)
    たんぽぽ計画データベースのフロントエンド機能拡張および成果の一般公開
  3. 平田 成(会津大学)
    不規則形状小天体探査アーカイブデータ解析のための三次元地理情報システムWebアプリと探査画像DBの開発
ja/jointresearch.1602501543.txt.gz · Last modified: 2020/10/12 20:19 by Naru Hirata